2026/09/10 08:29
▪️長寿祝いにプリザーブドフラワーを贈る|古希・米寿など年齢別のテーマカラーとマナーを解説
長寿祝いは、これまでの感謝と、これからの健やかな暮らしを願う大切な節目です。還暦(60歳)をはじめ、古希(70歳)、喜寿(77歳)、米寿(88歳)など、年齢に応じたお祝いがあります。
近年、こうした長寿のお祝いに、生花ではなく「プリザーブドフラワー」を選ぶ方が増えています。
水やりの手間がかからず、美しい状態を長く保てるプリザーブドフラワーは、高齢の方へのギフトに最適です。
しかし、いざ長寿祝いにお花を贈ろうとすると、「お祝いの年齢ごとに決まった色はあるの?」「失礼にならない贈り方のマナーは?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。
この記事では、長寿祝いにプリザーブドフラワーがおすすめされる理由をはじめ、古希や米寿といった年齢ごとの「テーマカラー(お祝いの色)」、失敗しない選び方、大切なマナーをわかりやすく解説します。

▪️長寿祝いにプリザーブドフラワーが選ばれる3つの理由
人生の節目となるおめでたい長寿祝いにおいて、プリザーブドフラワーは「相手を気遣う気持ち」を表現するのに最適なフラワーギフトです。
まずは、なぜ長寿祝いでこれほど人気を集めているのか、3つの大きなメリットをご紹介します。
1. 「枯れない」から長寿の縁起が良い
プリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工を施すことで、そのみずみずしい質感と鮮やかな色合いを数年間にわたって保ちます。
この「長期間美しさが保たれ、枯れない」という特徴が、「いつまでも健康で長く生きてほしい」という長寿の願いや、途切れることのない家族の絆を表す象徴として、大変縁起が良いとされています。
2. 生花には少ない「紫」や「黄色」を美しく表現できる
長寿祝いには、それぞれの年齢に応じた「テーマカラー」が存在します。たとえば、古希や喜寿のお祝いには「紫」、米寿や傘寿には「黄色」のお花を贈るのが定石です。
しかし生花の場合、季節や品種によっては鮮やかな紫や黄色の花が手に入りにくいことがあります。
プリザーブドフラワーであれば、独自の染色技術により、上品で鮮やかな「深みのある紫」や「温かみのある黄色」を1年を通じて美しく表現でき、イメージ通りのお祝い花を贈ることができます。
3. 水やりやお世話が不要で高齢の方でも負担にならない
生花を贈られた場合、毎日の水やりや水の交換、散った花びらの掃除など、多少のお手入れが必要になります。高齢の方や体調を気遣いたいご高齢の祖父母にとって、こうした細かな作業は思いのほか負担になることがあります。
プリザーブドフラワーは一切の水やりが不要です。
ケースやドームに入ったタイプであれば、ほこりをかぶる心配もなく、ただ置いておくだけで美しい花を観賞し続けることができます。贈り手の細やかな気遣いが伝わる点も、プリザーブドフラワーならではの魅力です。
【年齢別】長寿祝いのテーマカラーと花の選び方
長寿祝いには、それぞれの年齢に意味を持つテーマカラーがあります。
お祝いの趣旨にぴったり合うお花を選ぶために、年齢ごとのテーマカラーと、おすすめのカラーコーディネートをまとめました。
古希(70歳)・喜寿(77歳):テーマカラー「紫(パープル)」
70歳の「古希(こき)」、77歳の「喜寿(きじゅ)」のお祝い色は「紫(パープル)」です。
古来より紫は、高貴な身分の方だけが身につけることを許された特別な色であり、敬意と感謝を示すのに最も適しています。
選び方のポイント
すべてを濃い紫だけでまとめると、少し厳かで暗い印象になってしまうことがあります。
そのため、プリザーブドフラワーならではの特長を活かし、明るいラベンダー色や上品なホワイト、優しいピンクをアクセントとして組み合わせたアレンジメントがおすすめです。
優雅で気品溢れるお祝いの雰囲気を演出できます。
傘寿(80歳)・米寿(88歳):テーマカラー「黄色・金(イエロー・ゴールド)」
80歳の「傘寿(さんじゅ)」、88歳の「米寿(べいじゅ)」のお祝い色は「黄色や金色、オレンジ色」です。
特に米寿は「米」の字を分解すると「八十八」になることから、黄金色に実る稲穂のイメージを重ね合わせ、黄色い贈り物をすることが定着しました。
選び方のポイント
黄色やオレンジは、見ているだけで心が明るくなるビタミンカラーです。
ご自宅の雰囲気を一気にパッと明るくしてくれます。
黄色のバラをメインに、温かみのあるオレンジや、明るいグリーンをミックスしたデザインを選ぶと、元気で前向きなメッセージを伝えることができます。
卒寿(90歳)・白寿(99歳):テーマカラー「紫」または「白(ホワイト)」
90歳の「卒寿(そつじゅ)」は「紫」、99歳の「白寿(はくじゅ)」は、その漢字の通り「白(ホワイト)」がテーマカラーです。
選び方のポイント
白寿の「白」をお花に用いる場合、真っ白なアレンジだけだとどうしても「お供え」のイメージが強くなってしまいます。
お祝いの場であることを意識し、純白のバラにピンクやグリーンの淡いグラデーションを組み合わせたり、金色のリボンや上品なラッピングで華やかさを添えたアレンジメントを選ぶことが重要です。
百寿(100歳):テーマカラー「桃色(ピンク)」または「白」
100歳の「百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)」は、別名「ももじゅ」と呼ばれることから、桃色(ピンク)や白がテーマカラーとなります。
一世紀を生き抜いた奇跡をお祝いする、人生最大の節目です。
選び方のポイント
優しく温かみのあるピンクをふんだんに使った、お祝い感たっぷりの華やかなアレンジメントが最適です。
100歳という偉大な節目ですので、写真立てが一緒になったクロックフレームや、ガラスドームに入った少し特別感のある贅沢な仕立てのデザインが喜ばれます。
▪️長寿祝いにプリザーブドフラワーを贈る際のマナーと配慮
お相手に心から喜んでもらうために、購入前に知っておきたい基本的なマナーや配慮のポイントをご紹介します。
1. 関係性に合わせた予算相場
長寿祝いの予算は、お相手との関係性によって異なります。
あまりに高額すぎるとかえって気を使わせてしまうため、以下の相場を参考にしてください。
・両親への贈り物:10,000円〜20,000円
・祖父母への贈り物:5,000円〜15,000円
・親戚や恩師、その他の関係:5,000円〜10,000円
節目が大きくなる(傘寿や米寿、百寿など)ほど、家族でお金を出し合って少し奮発した豪華なプリザーブドフラワーを贈るケースが多く見られます。
2. 「お供え花」を連想させない工夫
前述の通り、古希の「紫」や白寿の「白」は、お祝いだけでなくお悔やみのシーン(お供え・仏花)でもよく使われる色です。
お祝い用として贈る際は、以下の点に注意してアレンジを選びましょう。
・菊やハスのような仏花を連想しやすい花材を避け、バラやカーネーション、アジサイなどを選ぶ
・器(ベース)を華やかな陶器やフレーム、ドーム入りのものにする
・お祝い用のラッピングを施し、メッセージカードを添えてお祝いの意志を明確に示す
3. 飾るスペースに合わせたサイズ感
ご高齢の方のお部屋は、荷物が増えていたり、整理整頓をされていることもあります。
大きすぎるアレンジメントは「どこに置けばいいかしら」と置き場所に困ってしまうことがあるため、省スペースで飾れる手のひらサイズから棚に無理なく乗るコンパクトなサイズが好まれます。
壁に掛けられるフレームタイプや、玄関などに置きやすいガラスドーム仕様は、場所を取らずに絵画のように楽しめると人気です。
4. 熨斗(のし)の書き方
フォーマルに贈る場合は、のしをかけると非常に丁寧です。
・水引・・・紅白、または金銀の「蝶結び(花結び)」を使用します(長寿祝いは何度あっても嬉しいお祝いであるため)。
・表書き(上段)・・・「祝古希」「祝米寿」「寿」「御祝」などと記入します。
・署名(下段)・・・贈り主の名前(子供一同、孫一同、または代表者氏名)を記入します。
▪️長寿祝いのプリザーブドフラワーでよくある質問(FAQ)
Q. プリザーブドフラワーはどのくらい長持ちしますか?
一般的に、家庭環境(湿度や気温の変動)では1年から3年程度が、美しく観賞できる目安とされています。湿気や直射日光を避け、エアコンの風が直接当たらない場所に飾っていただくことで、より長く美しさを保つことができます。
Q. 高齢の祖父母は「枯れない花」に抵抗はありませんか?
かつては「お祝いには生花を」という考え方が主流でしたが、現在ではお手入れの要らないプリザーブドフラワーは、その実用性の高さから高齢者にも非常に好意的に受け止められています。
Q. 遠方に住む親戚へ直接郵送しても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。
通販で注文して直接ご自宅へお届けする場合は、必ず事前にお祝いが届く旨を電話やメッセージで一言伝えておきましょう。事前に伝えることで、相手が急な荷物の受け取りに慌てずに済みます。
また、お祝いのメッセージカードを必ず同封して届けるように配慮しましょう。
▪️まとめ
古希の「紫」や米寿の「黄色」など、長寿祝いには大切な意味を持つテーマカラーがあります。
その美しい色彩をそのまま形にでき、お手入れの負担がないプリザーブドフラワーは、健康と長寿を願うギフトにふさわしい選択肢です。
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんの好きな色や年齢に合わせたカラーを選び、心からの感謝を届けてみませんか。
何を贈ればよいか迷ったときは、ぜひ年齢別のテーマカラーを取り入れたアレンジメントを検討してみてください。
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