2026/10/24 08:03

■ 一周忌にお供えする花の選び方とマナー|色のマナーや予算相場とおすすめの供花を解説■ 


故人が亡くなられてから満1年目の節目に執り行われる「一周忌」。
法要のご案内を受けたり、ご遺族へお悔やみの気持ちを伝えたいと考えたとき、「一周忌のお供え花にはどんなお花を選べばいいのだろう」「四十九日とは色のマナーが違うのかな」と迷ってしまうこともありますよね。
一周忌は、ご遺族にとっても気持ちの区切りとなる大切な法要です。
失礼にならず、ご遺族の心にそっと寄り添うお花を届けるために、今回は一周忌にお供えする花の選び方やマナー、予算相場について分かりやすく解説します。

■ 一周忌にお供えする花の基本的なマナー ■


一周忌のお供え花を選ぶ際には、四十九日の法要までとは少し異なるポイントがあります。
まずは知っておきたい基本的なマナーを押さえておきましょう。

【一周忌のお供え花の色のマナーと選び方】
四十九日までの忌明け前のお供え花は「白一色(白上がり)」が基本とされていますが、一周忌を迎える頃には白をベースにしながら淡い色合いを取り入れるのが一般的です。
白ユリや白菊、白カーネーションなどを主役にしながら、やさしいピンク、水色、淡い紫、薄黄色などの落ち着いた色味を差し色として添えると、お仏壇や法要の場がやわらかな雰囲気に包まれます。
故人が生前に好きだったお花や色がある場合は、ご遺族のお気持ちに配慮しながら取り入れるのも喜ばれやすいです。
ただし、派手すぎる原色や、トゲのあるお花、においが強すぎるお花は避けたほうが安心です。

【お供え花を届けるタイミングと届ける場所】
お花を贈る際は、届けるタイミングに配慮することも大切なマナーです。
法要が自宅で行われる場合は、準備で慌ただしい当日を避け、法要の前日までに届くよう手配するのが丁寧です。
法要会場や寺院へ直接送る場合は、事前に会場側へお花のお届けが可能かどうかを確認した上で、法要の開始時間前に到着するように手配しましょう。
法要に参加せず、ご遺族の自宅へお悔やみの品として送る場合は、一周忌の日にちに合わせて届くよう手配すると、お気持ちがより伝わりやすくなります。

■ 一周忌のお供え花の予算相場(5,000円〜15,000円) ■


一周忌のお供え花の相場は、故人との関係性や、法要に出席するかどうかによって異なります。

・個人からご遺族宅へ贈る場合:5,000円〜10,000円前後
・親族や連名で法要にお贈りする場合:10,000円〜15,000円前後

友人や知人、ご近所の方として個人的にお贈りする場合は、5,000円から10,000円ほどのアレンジメントが選ばれることが多いです。
ご親族としてしっかりとした供花を用意したい場合や、親戚一同でまとめる場合は10,000円から15,000円程度の豪華さのあるお花が適しています。
高価すぎるお花はご遺族に返礼の気遣いをさせてしまうことがあるため、相場の範囲内で気持ちを込めて選ぶのがおすすめです。

■ 一周忌のお供え花にプリザーブドフラワーが選ばれる理由 ■


近年、ご遺族の自宅や仏前に飾るお供え花として「プリザーブドフラワー」を選ぶ方が増えています。
生花を特殊な保存液と着色液で加工したプリザーブドフラワーには、お悔やみの贈り物として嬉しいメリットが多くあります。

【水やりが不要でご遺族の手間にならない】
法要の前後、ご遺族は親戚への対応や準備で忙しく過ごされています。生花はお水替えや茎の水切りなどの日常的なお手入れが必要ですが、プリザーブドフラワーなら水やりが不要です。
お水を使わないため、夏場に花瓶の水が濁ったり、においが出たりする心配もありません。

【綺麗な状態が長持ちし、長く故人を偲べる】
プリザーブドフラワーは数ヶ月から1年以上きれいな状態を保てるとされており、生花に比べて美しさを長く楽しむことができます。
一周忌が終わった後も、ご遺族の日常の中で穏やかに故人を偲ぶ空間をつくるお手伝いができます。
飾る際は、湿度40〜50%ほどの環境が目安です。
30%を下回ると乾燥しすぎて花びらが傷みやすくなるため、直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に飾ると、よりきれいな状態を保ちやすくなります。

【花粉がほとんど出ないため清潔に飾れる】
生花はお花の種類によって花粉が落ちて仏壇や服装を汚してしまうことがありますが、プリザーブドフラワーは花粉がほとんど出ないため、花粉症の方への贈り物として選ばれることがあります。
感じ方には個人差があるため、気になる場合は相手に確認してみるのもよいでしょう。
お仏壇の周りを清潔に保ちやすい点も、ご遺族から重宝される理由です。

■ 一周忌のお供え花におすすめの形状 ■


【ガラスドームやケース入りのアレンジメント】
お仏壇の脇や棚に飾る際、ガラスドームやクリアケースに入ったプリザーブドフラワーは大変人気があります。
ほこりや湿気からお花を守ることができ、お手入れもケースの表面をサッと拭くだけで済むため、ご遺族にも負担をかけません。

■ よくある質問 ■


Q. 一周忌のお供え花にバラを使っても大丈夫ですか?
トゲのあるお花は殺生を連想させるため、仏教の法要では避けたほうが無難とされています。
ただし、プリザーブドフラワーのアレンジメントでは丁寧にトゲを取り除いて加工されているものも多く、故人がバラを大変愛していた場合などは選ばれることもあります。
ご遺族の受け止め方に配慮し、迷う場合は菊やユリ、カーネーションなどを中心とした穏やかなデザインを選ぶと安心です。

■ まとめ ■


故人を偲ぶ一周忌のお供え花は、四十九日を過ぎた時期だからこそ、白を基調としながらやさしい淡い色合いを取り入れたお花が適しています。
ご遺族に手入れの手間をかけさせず、数ヶ月から1年以上美しい姿でそっと寄り添ってくれるプリザーブドフラワーは、現代のライフスタイルに合った温かい供花として多くの方に選ばれています。
予算相場や届けるタイミングに配慮しながら、故人とご遺族へ向けて心を込めたお花を選んでみてくださいね。
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