2026/10/29 08:12
■三回忌のお供え花の選び方とマナー|色の選び方や予算相場・届けるタイミングを解説 ■
故人が亡くなられてから満2年の命日に行われる「三回忌法要」。四十九日や一周忌を終え、ご遺族にとってもひとつの大きな節目となる時期です。
「三回忌にはどんなお花を贈ればいいの?」「一周忌とは色の選び方が違うのかな?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、三回忌にお供えするお花の色選びや予算相場、届けるタイミングなどのマナーを分かりやすく解説します。故人を偲び、ご遺族の心に寄り添うお花選びの参考にしてみてください。

■ 三回忌にお供えする花のマナーと色の選び方 ■
三回忌のお供え花は、四十九日や一周忌と比べて色の選択肢が広がるといわれています。ご遺族の気持ちの整理が少しずつ進む時期でもあるため、故人の好きだった色を取り入れる方もいます。
【三回忌のお供え花は柔らかな色合いもおすすめ】
四十九日までは白を基調としたお花が一般的ですが、三回忌では、白を基調に淡いピンクや薄紫、やわらかな黄色や水色などを合わせた優しい色合いが好まれる傾向があります。
白一色にこだわる必要はなく、故人が生前好きだったお花や色合いをポイントとして加えることで、ご遺族にもあたたかな思いが伝わりやすくなります。全体を落ち着いたトーンでまとめると、法要の場にしっくりと馴染みます。
【三回忌でも避けたいお花の色や種類】
選択肢が広がるとはいえ、お供え花としての配慮は必要です。鮮やかすぎる赤色や派手な色合いは、法要の場では控えめにするのが無難とされています。
また、トゲのあるお花や毒のあるお花、香りが強すぎる種類は、ご遺族の手間や負担になることがあるため避けるのが一般的です。故人がバラを好きだった場合などは、トゲの有無を確認したうえで選ぶと安心です。
■ 三回忌のお供え花の予算相場 ■
三回忌にお供えするお花を手配するとき、どのくらいの金額を目安にすればよいか迷うこともありますよね。関係性に応じた一般的な相場を知っておくと、お花選びがスムーズになります。
【予算の目安は5,000円〜15,000円前後】
ご関係に応じた予算の目安は以下のとおりです。
・知人・友人・仕事関係からの贈り物:5,000円〜8,000円前後
・親族や特に親しい間柄からの贈り物:8,000円〜15,000円前後
あまりに高額なお花を贈ると、受け取ったご遺族がお返しの準備などで気を使われてしまうことがあります。お互いに負担にならない範囲で、気持ちのこもったお花を選ぶのが一番です。
■ 三回忌のお供え花を届ける適切なタイミング ■
法要にお花を手配する際は、届けるタイミングにも気を配りましょう。ご遺族が法要の準備で忙しくなる時間帯を避ける配慮が大切です。
【法要会場やご自宅へ手配する時期】
三回忌法要が自宅で行われる場合は、法要の前日または当日の午前中までに届くよう手配するのが一般的です。前日に届くようにしておくと、ご遺族も余裕を持って飾る準備ができます。
お寺や法要会館などの外部会場へ直接送る場合は、あらかじめ施設側に「お花の受け取りが可能か」「何時頃に届くのが適切か」を確認しておくと確実です。参列できずにご自宅へ送る場合も、ご遺族が在宅している日時を事前に伺っておくと、スムーズに受け取っていただけます。
■ 三回忌のお供え花にプリザーブドフラワーが選ばれる理由 ■
三回忌のお供え花として、プリザーブドフラワーを選ぶ方も増えています。生花とは異なる魅力があり、ご遺族への心遣いとして贈りやすいお花です。
【水やりが不要でご遺族の負担を減らせる】
プリザーブドフラワーは生花に特殊な加工を施したお花で、水やりや生け替えの手間がかかりません。水を使わないため、花瓶の水が傷んで臭いが出たり、虫が寄ってきたりする心配も少なくなります。
適切な環境で飾れば、数ヶ月から1年以上きれいな状態を保てるとされています。湿気や直射日光に弱いため、湿度40〜50%ほどの場所に飾るのがおすすめです。乾燥しすぎても花びらが傷みやすくなるため、エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
小ぶりなサイズで飾る場所を選ばないものも多く、仏前はもちろん、お部屋にも自然に馴染みます。
■ よくある質問 ■
Q. お供え花を贈る場合、香典は別に必要ですか?
地域や故人との関係性によって考え方が異なりますが、法要に参列する場合は、お花とは別に香典を持参する方が多いようです。参列せずにお花だけを贈る場合の扱いも含めて、迷ったときは親族や身近な方に確認しておくと安心です。
Q. プリザーブドフラワーのお手入れで注意することはありますか?
水やりは不要です。湿気の多い場所や直射日光の当たる場所を避けて飾るのがポイントです。ほこりが気になったときは、柔らかい筆で払うか、ドライヤーの冷風を弱めに当ててやさしく飛ばしてあげてください。
■ まとめ ■
三回忌のお供え花は、白を基調にしつつ淡いピンクや薄紫などのやわらかな色合いを取り入れることで、温もりのある雰囲気を伝えることができます。
予算の相場は5,000円〜15,000円前後で、法要の前日または当日の午前中までに届くよう手配するのがマナーです。ご遺族の手間を減らし、長く美しさを保てるプリザーブドフラワーも、心遣いの伝わる選択肢のひとつです。
故人への感謝とご遺族への配慮を込めて、素敵なお供え花を選んでみてくださいね。
