2026/11/05 08:13

■訃報を後から知ったときのお悔やみ花マナー|贈る時期や色の選び方と配慮のポイント■


知人や親戚の訃報を後から知ったとき、「今からでもお悔やみの花を贈ってよいのだろうか」「いつ届けるのが失礼にならないだろうか」と悩むことがあります。直接お参りに行けない場合でも、心を込めたお花を手配することで、故人を偲ぶ気持ちをご遺族へ届けることができます。

この記事では、訃報を後から知った際にお悔やみの花を贈る適切な時期や、失礼のない色の選び方、手配時のマナーや予算の目安を分かりやすく解説します。

■ 訃報を後から知った際にお悔やみの花を贈る時期とタイミング ■


訃報を知るタイミングは人それぞれです。後から知った場合にお花を贈る時期は、訃報を知った時期や法要の経過によって、配慮するポイントが変わります。

【四十九日前に知った場合】
葬儀が終わってから四十九日を迎えるまでの間に知ったときは、なるべく早めにお花を手配します。ご遺族は葬儀後の手続きや片付けで忙しい時期でもあるため、事前に「遅ればせながら訃報を知り、お花をお送りしたい」旨を連絡してから手配すると丁寧です。

【四十九日を過ぎてから知った場合】
四十九日の法要が過ぎてから知った場合は、無理にすぐ送る必要はありません。月命日や命日、お盆やお彼岸といった節目の時期に合わせて届けるか、落ち着いたタイミングを見計らって手配するのが一般的です。法事の当日など、ご遺族が外出して不在になりやすい日は避けて届くように配慮しましょう。

■ 訃報を後から知った際のお悔やみ花のマナーと色の選び方 ■


訃報を後から知ったときにお悔やみの花を贈る際は、ご遺族の気持ちや手間の負担にならないよう、マナーを守ることが大切です。

【ご遺族への事前配慮と連絡】
突然大きなお供え花が届くと、置く場所に困ったり、恐縮させてしまったりすることがあります。お花を配送で贈る前には、一筆手紙を出すか電話などで一言伝え、受け取りの都合を確認しておくと親切です。

【お花の色合いと選び方】
四十九日までの期間であれば、白を基調とした落ち着いた色合いの花を選ぶのが基本とされています。四十九日を過ぎている場合は、白の中に淡いピンクや水色、薄紫などのやさしい色合いを添えたデザインも選ばれます。故人が好きだった色を控えめに取り入れると、想いが伝わりやすくなります。

【お手入れの手間がかからない配慮】
お悔やみの花としては、生花のほか、水やりや花瓶の手入れが不要なプリザーブドフラワーを選ぶ方もいます。適切な環境なら数ヶ月から1年以上きれいな状態を保てるとされ、ご遺族のお世話の手間を減らすことができます。

湿気や直射日光、エアコンの風に弱いため、飾る場所は湿度40〜50%ほどの、風が直接当たらない落ち着いた場所が目安です。

■ お悔やみの花に添えるメッセージと予算の目安 ■


訃報を後から知ったときのお悔やみでは、お花とともに短めのお悔やみ状(メッセージカード)を添えると丁寧です。

【相手別の予算の目安】
高価すぎるお花は、ご遺族に「お返しをしなくては」と余計な気遣いをさせてしまうことがあります。お返しの負担を感じさせない、控えめな価格帯を選ぶのがマナーです。

・知人・ご近所・友人:3,000円〜5,000円程度
・親しい友人・親戚・仕事関係:5,000円〜10,000円程度

【添えるメッセージの例文】
メッセージには、訃報を遅れて知ったことへのお詫びと、故人への哀悼の意、ご遺族をいたわる言葉を盛り込みます。

例文:
「〇〇様のご逝去を遅ればせながら知り、大変驚いております。本来であればすぐにお参りに伺うべきところ、略儀ながらお花を贈らせていただきます。どうぞご遺族の皆様も、お体を大切にお過ごしください。」

■ よくある質問 ■


Q. 香典も一緒にお送りしたほうがよいでしょうか?
後から知った場合でも、香典を送ることは失礼にはあたりません。ただし、香典返しの準備でご遺族に気を使わせることもあるため、お花とお悔やみ状だけで気持ちを伝える方もいます。香典を送る場合は現金書留を使い、「お返しのお気遣いは不要です」と一言添えると、ご遺族の負担を減らせます。

Q. 家族葬で供花や香典を辞退されている場合はどうすればよいですか?
故人やご遺族のご意向で供花や香典を辞退されている場合は、お花を贈るのも控えましょう。その場合は、心の中で故人を偲ぶか、お悔やみ状だけをお送りして、悼む気持ちを伝えることができます。

■ まとめ ■


訃報を後から知った場合でも、時期やご遺族の都合に配慮してお花を届けることで、故人を偲ぶ温かい気持ちは伝わります。四十九日前なら白を基調にし、四十九日以降なら淡い色合いを添えたやさしいお花を選ぶと安心です。

手入れの負担が少ないプリザーブドフラワーも、選択肢のひとつです。ご遺族の負担にならないサイズや色合いを選び、心を込めたお悔やみの言葉と一緒に届けてみてはいかがでしょうか。

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